労働環境の見える化で安全・安心な労働環境を
住宅・オフィスなどの窓やドア、多岐にわたる建材をはじめ、トイレやお風呂、キッチンなどの水まわり設備機器で知られる株式会社LIXIL。そんな株式会社LIXILの LIXIL Housing Technology サッシ・ドア事業部内で、茨城県常総市にある石下工場にて、労働環境モニタリングサービス「MADO」を導入。
総務課課長の小泉琢さんと製造課/工機課課長の畠中良介さん、環境担当の工機課福原崚汰さんに、お話を伺いました。
わたしたちの工場では従業員の不安を軽減するために、二酸化炭素濃度などの状況を把握したいということをきっかけに、労働環境モニタリングサービス「MADO」を導入しました。
労働環境をモニタリングできる「MADO」は、センサー機器で環境を計測するだけではなく、Wi-Fi環境を通してクラウドにデータ連携しサイネージ表示ができるので、工場内に等間隔でディスプレイを配置し、常に空気質の数値を従業員が見られるようにしています。これにより、客観的な数字をもとに適切な換気を行えるようになりました。
会社や従業員の反応
社内では、「お客さまに安心をお届けするためにも、より安心して働けるような職場環境に変えていこう!」といった従業員エンゲージメント向上の動きはもともとありました。MADOの導入についても快諾をもらいましたし、会社全体がウェルビーイングの取り組みや職場環境の改善に積極的であることをとても感じています。
従業員からは、サイネージ画面で空気の状態を見ることができるため、「数値が見えるのは良いね」という声をもらっています。また、導入してからは事務所で勤務する従業員が工場に行くと「空気がきれいになりましたね」と言われます。なんとなくわかるんですよね。環境を可視化したことでわたしたち管理側も安心できるようになり、自然とそれが波及して従業員も安心してくれているかなという印象です。
環境活動を社内外に示していくことはコストではなく投資
テLIXILでは、会社の成長の原動力となる従業員のワークライフバランスを第一に考えています。誰もが働きやすく、個々の能力を最大限に発揮できるような職場づくりには、ウェルビーイングが欠かせません。劣悪な環境下で作られた製品より、みんなが笑顔で楽しく作った製品のほうが少し高くても買いたくなるように、環境活動を社内外に示していくことはコストではなく投資だと考えています。
小泉さん、畠中さん、福原さんへのロングインタビューの詳細がAIR Lab. JOURNALでご覧いただけます!
https://minnaair.com/blog/5067/