2021.12.03
オミクロン株の上陸に備え、子供も一緒にクラウドによる新・空気環境対策 ‟学校まるごと空気の見える化“ の実証実験中
<UPDATER・平間小学校・川崎ブレイブサンダースとSDGs企画推進>
~正しく恐れるには? 今できる感染症対策の新定番!~
「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(2021年10月1日 みんな電力株式会社より社名変更、所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司、以下 UPDATER)は、市立平間小学校(所在地:川崎市中原区、校長:佐川昌広、以下 平間小学校)とプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」(所在地:川崎市幸区、代表取締役:元沢 伸夫)と共同で11月より実証実験を行っています。平間小学校の教室環境における空気質モニタリングで感染症対策および、コミュニケーションや学習効率に与える影響までを観察・検証し、学校、オフィス、病院など、人の多く集まる施設全体で取り組むことのできる空気環境対策【新しい生活様式】の実用化を目指します。
11月24日、新型コロナウイルスの新たな変異株がWHOに報告されました。オミクロン株は変異が多いなど、日々、さまざまな情報が流れていますが、疫学調査を進めている段階にあり、今できることは、基本的な感染症対策の再徹底と、対策は個々の意識に加え、ワクチン接種のように「集団」で取り組むことや可視化による行動や認識の「共有」が重要になってくると考えられます。
みんなエアーの 「MADO」による
【学校まるごと空気の見える化!】実証実験
■実証実験概要
実証実験の目的
・平間小学校では、暖房などの熱効率の観点から冬には窓を締め切るが、教員側がコロナ感染を危惧している。これに対してみんなエアーの空気の見える化により、CO2濃度が1000ppm超えたタイミングで生徒が「窓を開けよう!」と積極的に環境改善に取り組む活動を実施している。すでに実施している教室内では安心感が生まれている。本実証実験では、実証実験教室を全教室に拡大し、空気環境がどのような状態であるか把握し、必要があれば改善対策を検討するとともに、空気の状態や施設内での取り組みを職員・生徒・保護者等の関係者に「見える化」することがそれぞれのコミュニケーションにどのような影響を与えるか観察・検証する。
・学習環境における集中力などにとってもCO2濃度1000ppm以下の環境を整えることが望ましく、感染症対策のみならず、持続的な活用により職員や生徒のパフォーマンス向上に繋がるか観察・検証する。
実証実験内容
みんなエアーによるMADO(空気質計測器)を活用した空気質モニタリング
*川崎ブレイブサンダースとUPDATERから平間小学校に機器を贈呈
実証実験期間
2021年11月11日〜2022年11月30日(予定)
実証実験場所
平間小学校
<CO2濃度が1000ppmを超えると子どもたちが率先して教室や廊下の窓をあける>
平間小学校・川崎ブレイブサンダーズと取り組む実証実験の詳細はこちら
『みんなエアー』 プレスリリース https://minnaair.com/news2/1307/
■平間小学校に導入した空気質モニタリング「MADO」とは
CO2濃度計測による数値での「密」の見える化は、飲食店をはじめとするさまざまな業種で取り組まれています。
みんなエアーの提供する「MADO」では、CO2濃度に加え、PM2.5、揮発性のガス(TVOC)といった空気質の数値を計測し、24時間継続のグラフ管理を行うことで換気や対策機器の稼働を促す「空気管理のクラウドサービス」です。センサー機器で計測したデータはクラウドに送信され、職員室などでの一括管理や各教室のタブレット機器に表示し、可視化した空気の状態をみんなで共有することができます。
モニター画面では空気の状態をキャラクターの表情でわかりやすく表現することにより、言語や慣習、年齢を超えたコミュニケーションを実現しています。
クラウド上でデータ管理ができるため、複数の拠点をまとめて一つのPC上で把握できることも大きな特徴です。過去のデータ履歴から空気の状態を分析することで、空気環境対策機器の必要性や空調設備のメンテナンス時期など、快適に過ごすための改善点がわかります。
■今後の取組みついて
日本でもワクチンの接種が8割近くまで進み、1日の新規感染者数も減少傾向、感染症対策の制限緩和を進め新型コロナウィルスとの共存を図る姿勢が示されつつあった中、新たなる変異株の上陸が確認されました。
第6波への警戒も含め、打てるべき感染症対策の徹底は今後も継続していく必要があります。
正しく恐れるためにも、今回の実証実験の事例をもとに、特に人が集まることが必要になる場所、学校・オフィス・医療施設などへの「空気の見える化」(空気環境の可視化)を進め、感染症拡大を食い止めるための、一人ひとりの行動や対策を促せる仕組みの浸透・拡大を目指してまいります。
■みんなエアーについて
みんなエアーでは、「みんなの力で世界の空気をアップデート」をテーマに、‟空気の見える化“を通じて、全国に安心して過ごせる場所を100万スポット創出する「Join Us!プロジェクト」を進行中。
空気環境の最適化で、衛生的で快適なだけはでなく、個々人の集中力やパフォーマンスの向上を目指したWell-beingな空気環境づくりを研究・サポートしています。2021年5月までにTBSラジオや丸井グループなど全国約2000施設へ導入。
2021年7月、空気とWell-beingの専門メディア「AIR Lab.JOURNAL」を立ち上げました。‟空気“をテーマに多角的に情報を発信すると共に、‟空気”を通して実現できるWell-beingな社会を推進していくメディアです。 https://minnaair.com/blog/
「みんなエアー」のサービス詳細はウェブサイトをご覧ください。 https://minnaair.com/
■株式会社UPDATERについて
2021年10月みんな電力より商号変更。大手印刷会社で新規事業を担当していた大石英司が、再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立。2016 年に発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力™️」を始めるなど、「納得感を持って選択する」という体験の提供にこだわり、2020年には清潔な空気環境の選択につながる空気環境対策事業「みんなエアー」を開始。今後もソーシャル・アップデート・カンパニーとして、独自のブロックチェーン技術を基盤とした「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。
会社名 :株式会社UPDATER
代表者 :代表取締役 大石英司
所在地 :東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
URL :https://minden.co.jp ( みんなエアー https://minnaair.com/ )
事業内容:電力事業(電力小売事業、再生可能エネルギー発電所の開発・販売・メンテナンス、地域新電力コンサルティング事業等)、ライフスタイル事業(空気環境改善サービス等)
■本件のお問い合わせ先
みんなエアー事業部 澤田幸裕(070-3123-6773)菊池斗己(070-1308-5887)
広報担当 伊藤英里沙(080‐3542‐0447)
代表TEL:03-6805-2228(受付時間 平日10:00~18:00)
E-mail :minnaair@minden.co.jp