2021.12.16
【空気DX導入】TBSラジオ、全スタジオ 「密」の見える化。 みんなエアーの空気環境対策でラジオワークをアップデート!
~2020年、早期からの空気環境対策を実施。
『エアロシールド』設置に次ぐ、空気質データの継続管理・分析によりラジオ番組作りを再構築~
「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(10月1日みんな電力株式会社より社名変更、所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)のエアテック事業「みんなエアー」は、株式会社TBSラジオ(所在地:東京都港区 代表取締役社長:三村孝成)の全スタジオに、空気DX(空気のデジタルトランスフォーメーションサービス)『MADO』 を導入し、空気質のモニタリングを開始しました。
感染症拡大、また新たな変異株の脅威により、さまざまな業種・現場において喫緊のコロナ対策が実施される中、およそ8割以上の従業員が勤務中の感染を不安視しており、(※2021年AIR Lab. JOURNAL調べ)より具体的に安心を実感できる職場環境が求められています。
音にこだわるラジオ作りから、より‟人を想う“ラジオ作りへ
TBSラジオは2020年4月に感染症対策として、生放送用スタジオの空間自体の安全性を高めるため、紫外線照射装置『エアロシールド』*を導入。収録用スタジオではパーテーションの設置や手指のアルコール消毒、換気のための休憩をこまめにとるなど徹底することで感染症を拡大させない取り組みを早期より行ってきました。特にスタジオ内の拭き取り消毒は、アルコールと次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用意し、備品と機材類の材質により使い分けるなど、扱うものの性質にも配慮し、徹底した管理を行っています。
また、元来スタジオは不要な音が入らぬよう密閉するものですが、現在はルールを変更し、その場の安全性を優先。換気に留意し、ドアを開放して収録や放送を行っています。
今回の空気DX『MADO』の導入は、出演者や制作スタッフと空気環境の‟安心と対策を共有“するためのものです。空気感染への不安が高まる中、TBSラジオでは、空気の状態をわかりやすく見える化をすることで、よりみんなで安心して番組作りに専念できるWell-beingな環境づくりを行うことができました。
*『エアロシールド』(紫外線照射装置)は、紫外線の中で最も除菌効果が高いとされている「UV-C」を空間上部に水平照射することで、人がいる空間でも安全に浮遊菌やウイルスを減少させることができる空気環境対策機器です。
<株式会社TBSラジオUXデザイン局メディアテクノロジー部長 塩山雅昭さま>
―前回エアロシールドを導入した効果や周りの反応
ラジオスタジオは非常に狭い空間です。新型コロナ感染症対策を講じながら、我々の使命である放送の維持継続を求められております。その際に必要とされたのが、音の入り口であるスタジオの高いレベルの安全対策です。飛沫対策として人数制限やアクリル板の設置などを行いましたが、さらに、浮遊菌検査の実施や紫外線殺菌照射装置のエアロシールドを導入し、空気環境が向上したことで、パーソナリティーの方に、より安心して放送に臨んでいただける環境の整備できたと思っております。
―今回MADO導入に対し、事前の社内の反応、これからの活用 など
狭いスタジオで収録を続けていると、だんだん空気が悪くなってくるのが感じられます。これまでは個々の感覚的なものでしたが、具体的にCO2濃度など数値で可視化できれば、「そろそろ扉を開けて換気しないとダメだね」と誰もが気づけるようになります。「この番組は出演者が多くて空気環境が悪くなりやすいから、ゲストはリモート中継で出演してもらおう」といった対策もとれます。各種のソリューションを導入した結果、現在まで、ラジオ社員や協力会社のスタッフでの罹患者は出ていません。
空気とWell-beingの専門メディア『AIR Lab.JOURNAL』にて
塩山さまのロングインタビューを掲載中! こちらもぜひご覧ください。
(『スナックSDGs』収録の様子 右から:TBSアナウンサー堀井美香さん、みんなエアー碓氷、UPDATER大石)
今回、TBSラジオに導入した空気DX「MADO」サービスの活用方法
CO2濃度計測による数値での「密」の見える化は、飲食店をはじめとするさまざまな業種で取り組まれています。
みんなエアーの提供する『MADO」では、CO2濃度に加え、温湿度・総揮発性有機化合物(TVOC)・PM2.5などの空気質情報を24時間継続のグラフ管理で行い、換気や対策機器の稼働を促します。
モニター画面では空気の状態をキャラクターの表情でわかりやすく表現することにより、言語や慣習、年齢を超えたコミュニケーションを実現しています。
クラウド上でデータ管理ができるため、複数の拠点をまとめて一つのPC上で把握できることも大きな特徴です。過去のデータ履歴から空気の状態を分析することで、空気環境対策機器の必要性や空調設備のメンテナンス時期など、快適に過ごすための改善点がわかります。
■株式会社UPDATERについて
2021年10月みんな電力より商号変更。大手印刷会社で新規事業を担当していた大石英司が、再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立。2016 年に発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力™️」を始めるなど、「納得感を持って選択する」という体験の提供にこだわり、2020年には清潔な空気環境の選択につながる空気環境対策事業「みんなエアー」を開始。今後もソーシャル・アップデート・カンパニーとして、独自のブロックチェーン技術を基盤とした「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。
■みんなエアーについて
みんなエアーでは、「みんなの力で世界の空気をアップデート」をテーマに、‟空気の見える化“を通じて、全国に安心して過ごせる場所を100万スポット創出する「Join Us!プロジェクト」を進行中。
空気環境の最適化で、衛生的で快適なだけはでなく、個々人の集中力やパフォーマンスの向上を目指したWell-beingな空気環境づくりを研究・サポートしています。2021年5月までにTBSラジオや丸井グループなど全国約2000施設へ導入。2021年7月、空気とWell-beingの専門メディア「AIR Lab.JOURNAL」を立ち上げました。
‟空気“をテーマに多角的に情報を発信すると共に、‟空気”を通して実現できるWell-beingな社会を推進していくメディアです。 https://minnaair.com/blog/「みんなエアー」のサービス詳細はウェブサイトをご覧ください。 https://minnaair.com/
■本件のお問い合わせ先
みんなエアー事業部 澤田幸裕(070-3123-6773)菊池斗己(070-1308-5887)
広報担当 伊藤英里沙(080‐3542‐0447)
代表TEL:03-6805-2228(受付時間 平日10:00~18:00)
E-mail :minnaair@minden.co.jp